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キャスト・スタッフ募集

三宅 唱

作品へのいきごみ
生まれてはじめて映画をつくるつもりで現場に入りたい。まるで映画なんて全く観たことがないかのように、ひとつひとつの場面に興奮しながら撮影したい。
一方で、先人達の100年強の闘いを勝手に継続するつもりで、映画をつくりたい。
その二つを、どちらかに偏ることなく同時に維持し続けたい。その先で、どれだけ観客をこの映画に巻き込めるか、ということを強く意識する。


第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品
第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品
『スパイの舌』

第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品
最後の商売

●選考時のあらすじ(完成した作品は多少変更があります)
札幌、12月。毎年この時期には空き巣被害が増加する。高校卒業を間近に控えたテツオ(18)、ガンちゃん(18)、タニくん(18)の三人は、伊丹雄一(28)と中川次郎(28)が営む防犯会社を手伝いはじめる。
三人は、伊丹たちやそこに出入りする南京子(24)らと信頼を深めていくが、伊丹の前科がもとで仕事に対する風評や妨害が起きる。例えば、「伊丹が裏で不良仲間に空き巣を指示し、表で防犯カメラを売り、二重に儲けている」等。
タニくんが仕事をやめ、ガンちゃんもサボりがちになる。テツオは仕事を続けようとするのだが、ある大雪の日、空き巣犯と遭遇する。


第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品

●大野敦子
過去の作品(前年度オープン・コンペ部門最優秀賞作品)は面白いが、企画シノプシスはまだ登場人物の関係性がおかしくなっていく様が細部まで描けていない。ともするとありきたりな作品になりそうなので、そこを丁寧に描いて欲しい。


● 佐々木敦
なぜこんな物語になったのか知りたい。今までより普通の映画に近づいているところに、逆に興味が湧く。

●鈴木則文
彼はテクニシャン。プロットからも色々な映像テクニックが使えそうな事が伺える。それを活かした作品になることを期待。




草苅 勲


作品へのいきごみ
映像を撮りだして六年目。
一年に一本のペースで撮影してきました。三年目の作品「盗賊ブギ」は山形の映画祭で賞をいただき、昨年、初めて長編を撮る事ができました。
しかし、その時ちっとも働かなかったので貧乏になり、仕方なく仕事づめの日々を送っていました。 そんな矢先のCO2。
やらせていただけるなら、せっかくですので精一杯やらせていただきます。
またもや働かず、貧乏になるんでしょうが、そん時はそん時。
きっとだれかが、救いの手を差し出してくれるはず〜。
そんなことで、後先考えずがんばってみます!


応募参考作品
ブルーシートブルース
『ブルーシートブルース』

選ばれた企画

ウソと嘘
●選考時のあらすじ(完成した作品は多少変更があります)

佐藤すぐる(35)。金に困りオレオレ詐欺を決行。 池上キク(70)。旦那と息子に先立たれ、一人さみしく生活している。
ある日「俺だけど…」と名乗る電話。キクは息子の名前を口にする。 「正夫か?」「そう正夫だけど」死んだ息子からの電話。
再会する親子。バレることを心配していた佐藤もしだいにリラックスしだす。
一緒に住んでくれるように頼むキク。そんなキクの思いに耐え切れなくなり、本当のことを言おうとする佐藤。しかしその時、キクは苦しそうに倒れる。 医者からもう長くないことを告げられる佐藤。
佐藤はまたウソをつく。「大丈夫だから。すぐよくなるから。大丈夫だから」「…あんたは…ウソがヘタだな」全てがバレていた。そしてその佐藤にさらなるおおきな嘘が現れる。様々な嘘でコメディーとしてまとめあげる。そして最後に残るのはやはり親子の愛であった。


選考委員からの応援コメント

●大野敦子
企画プロットと参考作品、共によく出来ている。どこまでリアリティに寄り添っているのか見たい。こぢんまりとまとまらず、もう一つ驚かせて欲しい。元気な作品にして下さい。


●佐々木敦
参考作品の完成度のまま撮れば、恐らく普通に面白くなる企画だが、テーマの人間味に「軽妙洒脱さ」「エンターテイメント性」が加われば、より良くなるのでは。観客を鮮やかに裏切るような小気味の良いドンデン返しを。

●鈴木則文
2人のキャスティングには細心の注意を。老婆にもっとしたたかさを。日本風のべたっとした人間関係ではなく、からっと表現して欲しい。タイトル『ウソと嘘』から、さらに『もう一つのうそ』が入ってくるとより良くなる。




田中 羊一

作品へのいきごみ
観客があっけにとられるような蛮勇を発揮しつつも、不思議と愛嬌が溢れる作品ができれば本望です。「粗にして野だが卑ではない」という言葉がありますが、「粗じゃない野じゃない卑でもない」という「三ない映画」を理想に頑張ります。


応募参考作品
第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品
『そっけないCJ/CJ2』

選ばれた企画
『C.J.シンプソンはきっと上手くやる』

●選考時のあらすじ(完成した作品は多少変更があります)
祖父が残した遺産によって、図らずも「経済」の外へと旅立つことになった伊佐山謙二(24)。伊佐山はその金を使って、気の合う友人達と「一生楽しく働かずに暮らす」事を画策する。そしてその提案に乗った、飛山景大(24)、筒見俊竹(24)、江田英子(23)さらに幼い頃から伊佐山が恋慕を寄せる鵜原集子(23)と共に一軒家で伊佐山は暮らし始める。過度に享楽的になる事を避け、そこそこ贅沢な暮らしをする彼ら。
それは上手くいっているように思われたが、飛山がある日、新種のドラッグ「カーニバル」の開発に成功。しかも伊佐山を除く全員が「カーニバル」に沈溺するようになってしまった。自分が夢見たユートピアとは違うと感じた伊佐山は今まで避けてきた一言、「誰が金出してると思ってるんだ」と口に出してしまう。こうして共同生活は徐々にバランスが崩れていく。筒見と英子はねんごろになって姿を消す。「カーニバル」に魅了されている集子は飛山にすり寄り、ついには情交してしまう。それを知り、精神を病んだ伊佐山は莫大な金を使って「人間狩り」を始めてしまう。罪のない少女を殺めてしまう伊佐山。そのことを知った飛山と集子は伊佐山から金を奪い、二人で暮らす計画を立てる。二人の謀り事を察知しつつも、伊佐山はただ酒を飲むだけであった。そして飛山と集子が襲撃してきた夜、伊佐山は札束を予め玄関の前に置いて、タオルケットにくるまり眠るのです。


選考委員からの応援コメント

●大野敦子
参考作品の世界観に惹かれた。面白いしセンスを感じた。だから更に突き抜けて欲しい。新たな「CJ」が楽しみ。


●佐々木敦
参考作品は連作でありながら一作ごとにスタイルを変えているのが面白いアイディアだが、今回は一本のみで楽しめる作品にしても良いのでは。「CJ」のこだわりから、思い切って抜けてもいいと思う。ステップアップを期待する。

●鈴木則文
まさに、上手くやってくれ。自信をもって、ひるまず挑んでほしい。




石原 貴洋

作品へのいきごみ
僕の数ある持ちネタ(企画)の中で一番血の気の多い危険な作品です。構想8年です。今までバカのひとつ覚えのようにポジティブな小学校映画を作ってきましたが本当はバイオレンスをやりたかったんです。ずーーっと封印してました。おもいっきり小学校映画やりきるまで我慢だ!と、自分でクサリかけてました。この度、解禁です。今までため込んだ反動のマグマは爆発寸前です。ヤケドしまっせ!!

応募参考作品
第5回CO2オープン・コンペ部門最優秀賞作品
『共存時代』

選ばれた企画
『VIOLENCE PM』

●選考時のあらすじ(完成した作品は多少変更があります)
1988年。少年達(12)3人は(マサシ・キヨシ・ユウヤ)いつもつるんでいた。行きつけのゲーセンで遊び、スーパーで万引きし、注意する大人をからかい、やりたい放題だった。ある日、少年達3人は自分で考えたサイコロバクチをひらく事を思いつく。駄菓子屋前で10円バクチをひらいた所、大繁盛。調子づいている時に、突然ひとりのおっさん(杉村)が現われる。「大将はどいつや?」と。 自ら名乗り出たマサシは杉村に包丁で脅しあげられる。仲間の少年達も通行人の大人も、誰一人マサシを助ける事ができなかった。 1991年。少年マサシ(15)は極めつけのワルになっていた。
ある日、マサシは子分を連れてサテンに入ると、3年前、自分を脅した杉村を偶然発見する。逆上したマサルは杉村を山に連れ出し、生き埋めにする。 1994年。マサシ(18)はヤクザになっていた。気に入らない兄貴分である幹部をボコボコにしてしまったマサシは、逆に半殺しの目に合い、破門に。 1996年。マサシ(20)は人生に嫌気をさし死ぬつもりだった。 しかし、意外な所から声がかかり、マサシの第2の暴力人生がスタートする。


選考委員からの応援コメント
●大野敦子
参考作品の演出力のが非常に高く、期待できる。ゆえにシナリオを練れば面白くなる。毒を入れて。


●佐々木敦
企画はスケール感があり、ドラマチックなので、それをきちんと撮れれば良い作品になると思う。バイオレンスをちゃんと描いて欲しい。そこが新機軸になる。

●鈴木則文
彼は大衆性を持っている。庶民への応援歌を堂々と歌って欲しい。



小栗 はるひ

作品へのいきごみ
主人公は乱暴で、エキセントリックな女です。
登場人物は皆、まっとうな人間ではありませんが、
人間がいかにピュアで、滑稽で、残酷で、愛らしいかを問いキャラクター制の強い「動」の映画を目指します。
そして
女であること。 男であること。
人間であること。愛すること。
性について。社会について。
それらの複雑さを、自分自身とも向き合いながら、逃げずに考えて撮りたいと思います。
応援、宜しくお願いします!


応募参考作品
パンツの華
『パンツの華』


選ばれた企画
『どんずまり便器』

●選考時のあらすじ(完成した作品は多少変更があります)
奔放な性生活、酒と煙草が手放せない女、ナルミ。 ナルミは、会社で同僚を刺し、服役していた。
出所したナルミは弟のシンジとその恋人と共に暮らすが弟の恋人を目障りに感じ、イジメで追い出す…。その後も相変わらずなナルミ。
ナルミのもう一つの心を代弁する便器。ナルミを疎ましくも、心配するシンジ。 やがて、更正施設での運命的な人たちとの出会い… そしてナルミにある変化が現われていく…


選考委員からの応援コメント
●大野敦子
参考作品では「女性性」を前面に押し出していく部分に魅了されたので、今回それをどこまで押すのかが重要なところ。タイトルの「便器」をもっと活用して欲しい。でも喧嘩のシーンなど「臭く」なりすぎないように。


●佐々木敦
企画プロットは大時代的なベタベタの浪花節になりそうな危険はある。参考作品は映像の力を強く感じたので、それを活かしてベタをどう処理するかが勝負。強いシーンと女優のキャスティングが命。

●鈴木則文
タイトルが良い。「どんずまり便器」それそのものを撮って欲しい。汚れても汚れても美しくある女性を映して欲しい。


主催:シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション実行委員会
(大阪市ゆとりとみどり振興局文化部内)

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