第1夜 田中羊一というアンファンテリブル #co2ex 大野一雄氏の死去。なんと「CJシンプソン」田中羊一監督の祖父の体育の先生だったそうだ。そういえば大野氏が出演する映画を撮ったダニエルシュミット監督の処女作を「CJシンプソン」を観る度に思い出す。シュミットを並べてこの映画を観るのは、この映画の正しい見方かも知れない #co2ex 田中羊一監督と初めて遭った時、本当に「恐るべき子供」という単語が浮かんだ。なんなんだこの頭の回転の異様に早い悪意に満ちた青年は...と。しかし嬉しいのは『CJシンプソン』を通して人間臭い田中君に出会えた事。賛否あるだろう今作には、迷いも含めた彼の爪痕が残っていて、好きだ #co2ex 田中羊一は羨ましい男だ。評論家の佐々木敦氏や冨永昌敬監督に一目置かれていた。しかし今回「CJシンプソン」は彼なりに壁にぶち当たったようだ(しかしその事と作品の出来映えは関係ない)。彼は絶対に次世代に活躍する監督の一人となる。そして「CJシンプソン」は(続く) #co2ex (続き)そして「CJシンプソン」は、きっと彼の「自主映画時代」の締めくくりであり、大きく転換するキッカケの作品として記憶されるに違いない。そういう作品は世間一般では「呪われた作品」などと呼ばれる事があるが、倫理的な映画ファンならむしろ、そこを愛してくれると信じる #co2ex もちろんその転換に、授賞式での審査員・大友良英氏の厳しいゲキが大きく影響しているであろう事も、忘れてはならない。その点でも、僕は田中君に激しく嫉妬するのだ。なぜに彼は愛されるのか、と。 6/13 21時@池袋シネマロサ 「CJシンプソンはきっとうまくやる」上映 http://bit.ly/aqNnCM ゲスト:冨永昌敬(映画監督「パビリオン山椒魚」「パンドラの匣」)