はじめまして高橋組で撮影を担当してました熊倉です。
監督の高橋とは『最後の怪獣』に続き二作目だったんでなんとなく気の知れたとこもありやりやすかったです。まあ連日撮影後の打合せがあってお互いウンウンうなりながら撮影プランを話し合ってたんですが、意見がぶつかるとお互い曲げないのでどうしても折衷案がないか、二人とも納得できるまで話し合ってました。
普段仕事で商業映画の撮影アシスタントをしていて、監督と撮影ってある程度打合せはしますが、ここまで対等に撮影の僕の意見を受け入れてもらえる関係ってなかなかないと思うんです。だから今回の『ある光』の撮影に関して僕の役割はもちろん監督の作家性やテーマを視覚的に表現するのはもちろんで加えて観客に受け入れられ易さだったり、見ていて興味をもってもらえるようにだったり、脚本にかかれていない役者の芝居と照明やカメラワークなど撮影の諸々によって生まれる何か偶発的なものを画に投影できたらと思ってました。きっと『最後の怪獣』を観た方は何か感じが変わったように感じるかもしれません。今回の撮影に対する判断が本当に正しかったのか、いつも撮り終わって不安に思うのですがとりあえず今の全力は尽くしたと胸を張って言えます。いや~楽しかった!つらかったけど楽しかった!監督、そしてスタッフの皆々様今回ちょっとピリピリしちゃってごめんなさい。ホントこの場を借りて謝りたい。ごめんね。
ほんとに終わるんだろうかと思ったりもしましたが、みんなのおかげで撮りきれました。関わった全ての人の想いが映画に焼き付いていると思うので期待しててください。
写真はクランクアップ時の集合写真と僕です。
撮影 熊倉