『バカドリル』や『オッス!トン子ちゃん』、『ブッチュくん』などで知られるマンガ家タナカカツキ氏は、どちらかと言えば《サブカル系お笑いの人》というイメージが強いかもしれない。
しかし実は、タナカカツキ氏には《叙情派のマンガ家》という一面がある。僕が10数年前に購入したマンガ『エントツにのぼる子』は、リリカルでノスタルジックで美しい描写に溢れた名作だ。
そんなタナカカツキ氏はCGアーティストとして物凄いハイ・クオリティーの作品を発表している。
今回CO2で上映する作品群から僕が受けるのは《人類が絶滅した後のような宗教的な静けさの中の多幸感》だ。《アンビエント》なんて便利な言葉でカテゴライズしても良いかもしれないが、とにかく観て欲しい。美しさと幸せな気分の背後にしっかり《死》の匂いを嗅ぎ取れるから。
大好きなこれらの作品を大きな画面で皆さんにお見せする事が出来て、本当に嬉しく思います。