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2009/10/18

短編ワークショップ  「 はじめての世界学 」全脚本

10/29からのワークショップで制作される短編映画の脚本です。
読んで興味がわいた方は
←左の「イベント・ワークショップ」をチェック!
 
 
「 はじめての世界学 」
 
■ 世界の問題と個人の問題とのあいだで揺れる、
  あるエリート学生をおそう妄想と現実
  
登場人物
 阿部良人(28) 《世界学》の論文を発表した青年
 ミドリ(28)  阿部が思いをよせる女
 ヨーコ(19)  呑み会にやって来る女
 東堂守彦(52) シンクタンクの研究員
 池田(27)   錠剤のパッケージを落とす男
 照岡(29)   阿部の友人
 井原(28)   阿部の友人
 売人       ドラッグの売人
 女        幽霊
 連れの女A
 連れの女B
 
 
1 クレジット
   「 阿部良人( あべ よしひと、1984年11月18
     日~ )
     N大学大学院 環境哲学研究科 博士課程修了。
     2010年《世界学概論》を発表。
     2013年《私欲主義の生態系》を発表、出版。
     ※ このページは荒らしを理由として方針に基づき、
       保護されています。」
 
2 大学・広場
   陽の光を浴びて発色のいい芝生の広場の片隅に、
   阿部良人(28)とミドリ(28)が向かい合っ
   て立っている。
   テロップ「2010年○月×日」。
ミドリ「…御免ね。阿部君」
阿部「…どうして?」
ミドリ「つまんないでしょ、私といても」
阿部「そんなことないよ」
ミドリ「ううん、いつもつまんなそうにしてる」
阿部「…んなの、ずるいよ、俺のせいにして」
   口ごもるミドリ、力無く微笑むと、
ミドリ「私はね、普通がいいんだ」
   阿部、だまっている。
ミドリ「…がんばってね」
   きびすを返して歩き出すミドリ。
   阿部、その背中に手をのばす。
 
3 タイトル「 はじめての世界学 」
 
4 大学・道
   木々のあいだをぬうようにのびる道を、ひとり、
   歩いている阿部。
   そこへ、照岡(29)と井原(28)が後方から
   走ってきて、
照岡「阿部!」
   阿部を挟んで並んで歩きだす照岡と井原、阿部の
   テンションの低さに苦笑しつつ、
井原「あれ…まだあれか」
照岡「つうかさ、しょうがねぇよ。そういうこともある
   よ、時の人になっちゃったんだからさ。引け目を感じ
   るってこともありますよ」
阿部「…そんなんじゃねぇよ」
井原「またまた…」
阿部「知らねぇって誰も、身内だけだって」
照岡「あ、そうだ、(阿部に)おまえ日曜空いてる? 
   (井原を指して)こいつのバイト先の女の子たちと呑
   み会やんだけど。ほら、こういう時こそさ、パーッと
   やってさ」
   と、道ばたに、黒のスーツに黒のハットをかぶっ
   た男…東堂守彦(52)が立っていて、ふいに、
東堂「(阿部に)阿部、良人さんですか?」
阿部「…はぁ」
   微妙な沈黙に、照岡と井原、顔を見合わせて、
照岡「じゃ、先行ってるわ」
   阿部と東堂を残し、足早に歩いていく。
阿部「あの…何か?」
   東堂、うやうやしくハットを脱ぐ。
 
5 同・ベンチ
   木陰のベンチに並んで腰掛けている阿部と東堂。
   阿部が手にしている名刺には、「グリーン・ライ
   ジング・ネットワーク 東堂守彦」のプリント。
東堂「要は、環境ビジネスに関するシンクタンクです。
   実は、ホームページからダウンロードさせていただい
   て、これを、拝見しまして…」
   紐でとじられた原稿を傍らの鞄の中から取り出す
   東堂、ペラペラとめくってみせながら、
東堂「《世界学》。エコノミーから独立したエコロジー
   の可能性と、そこから考える新しい倫理のモデルケー
   ス。いや、とても面白かった」
阿部「ありがとうございます」
東堂「ずいぶん、評判になったみたいで」
阿部「いやぁ、難解だとか、抽象的すぎるとかで、散々
    でしたよ。一応、環境哲学の分野を名乗ってはいます
   が、結局は、資本主義の次の世界のトータルデザイン
   ってことなんです。そこがまた、非現実的だとも言わ
   れましたし…」
   ウンウンうなずいている東堂。
   自らの冗舌にハッとする阿部、きまり悪そうに、
阿部「…ウソみたいでしょう?」
東堂「いや。まさに、世界の争点ですよ」
   東堂の足下に伸びる木の陰が、ザワザワと音を立
   てて揺れている。
   原稿を鞄にしまう東堂、ハットをかぶりながら立
   ち上がって、
東堂「今日はご挨拶だけですが、またあらためて、今度
   はゆっくりお話しさせてください。今はまだ私の一存
   にすぎませんが、あなたの考えをぜひ、我が社の方針
   に活かしたい…」
      ×   ×   ×
   ベンチの前の道を遠ざかっていく東堂の背中を、
   見送る阿部。
 
6 同・研究室
   ぶ厚い本を片手に、真剣な面持ちでパソコンのモ
   ニターを眺めながらなにやら数値を入力している
   阿部、大きく息を吐くと、パソコンの電源を落と
   し、差していたUSBメモリーカードを抜いて、
   席を立つ。
 
7 同・トイレ
   歩いてくる阿部、トイレに入ろうとすると、中か
   ら出て来た池田(27)とぶつかる。
阿部「おう…」
   何故か、バツが悪そうに足早に立ち去る池田。
   阿部、若干ひっかかっているようすながらトイレ
   に入ろうとするが、一歩踏み出した足が、何かを
   踏む。
   足を上げると、そこにはいくつかが空になった、
   真っ赤な錠剤シート。
 
8 公園・広場(夜)
   コロナビールの瓶を手に、泥酔したようすの照岡
   と井原が、それぞれ若い女の肩を抱きながらなに
   やら馬鹿さわぎしているのを遠目に見つつ、街灯
   の下、背筋を伸ばして立っているヨーコに、つき
   添っている阿部。
阿部「ゆっくり、重心、前にかけて…」
   背筋を伸ばしたまま前のめりになるヨーコ、とっ
   さに足を出して身体を支える。
阿部「そうそう、つづけて? つづけてやってくとどう
   なる?」
   出した足に重心を移動させてさらに前のめりにな
   るヨーコ、反対の足を出して再び身体を支える。
ヨーコ「え? これでいいの?」
阿部「そう、これが二足歩行。ちょっと、もっかいやっ
   てみ?」
   ヨーコ、笑って、
ヨーコ「え、なんかごっちゃになってきた。ヤバい、頭
   で考えたら、歩けなくなっちゃいそう」
   甘えるヨーコに、まんざらもない風の阿部。
   女を連れた照岡と井原、戻ってきて、遠巻きに、
照岡「おーい、そろそろ行かねー?」
 
9 同・植物棚
   阿部、ヨーコ、照岡、井原、連れの女二人の計六
   人が、身を寄せ合いつつフラフラと歩いてくる。
   ヨーコ、隣の阿部を(同意を求めるかのように)
   見やりつつ、足取りのおぼつかない照岡に、
ヨーコ「ちょっと、全然二足歩行できてないじゃん!」
照岡「あ? できてるっつーの」
   言いながら、わざとらしくヨーコにもたれかかる
   照岡の頭を、ヨーコ越しに阿部がはたく。
井原「…あれ?」
   立ち止まる井原につられて、足を止める一同。
阿部「何?」
井原「いま何か聞こえなかった?」
連れの女A「ちょっとやめてよそういうの…」
井原「いやまじまじ、聞こえたって、笑い声みたいの」
ヨーコ「…誰かいんじゃないの?」
   耳を澄ます一同。
照岡「あ。(阿部に)そういやさ、なんかB棟に幽霊が
   出るって、知らない?」
連れの女B「(照岡に)もう、ほんとに苦手なの!」
阿部「(照岡に)ほら…」
照岡「(ムキになって、阿部に)おまえの研究室んとこ
   だぞ、だって」
井原「…(指を立てて)シッ!」
   傍らに視線を送る井原に、同調する一同。
   視線の先、(植物棚の)煉瓦組みの柱の奥の暗闇
   から、なにやらコソコソと話す声が聞こえたかと
   思うと、突然、バスケットボールが投げ出され、
   こちらへと弾んでくる。
   悲鳴を上げながら一斉に来た方へ走り出す女連中
   を、若干わざとらしい歓声を上げながら、男連中
   が追いかけて走っていく。
 
10 阿部の部屋(朝)
   窓際のベッドで、阿部とヨーコがひとつの布団に
   くるまって眠っている。
   眼を覚ます阿部、背を向けて健やかな寝息を立て
   ているヨーコをちらりと見やると、起き上がろう
   とするが、上半身を起こした状態で、固まってし
   まう。
   黒のコートに黒のハットという出で立ちの東堂が
   キッチンの前の椅子に足を組んで座っている。
阿部「…何してんだよ」
東堂「インテリの精一杯の火遊び、ってところかね?」
   東堂、椅子の背もたれにかかっている阿部の上着
   のポケットから、いくつかが空になった真っ赤な
   錠剤シートを後ろ手に取り出すと、阿部の眼前の
   床に放り投げる。
阿部「…あんた、本当は何の専門家?」
   東堂、ハットを脱ぐと、
東堂「安全保障だよ」
   煙草や鍵の束と共に無造作に置かれているUSB
   メモリーにかぶせるようにして、傍らのテーブル
   の上にハットを置く東堂。
東堂「皆、イデオロギーの時代は終わったと思ってる。
   だが、そうじゃない。新しいイデオロギーが台頭して
   いる。昔のような、東と西の争いじゃない。そもそも
   国家間の争いでもない。自分がどちらに属しているの
   かもわからない。そんな新しい冷戦が、もうすぐはじ
   まる」
   東堂をじっと見すえたまま、ベッド周りを目立た
   ないように手で探る阿部、おもむろに傍らのゴミ
   箱の中に手を突っ込むと、つかめたものなら何で
   もいいといったようすで、手にしたものを東堂に
   投げつける。
   投げつけられた使用済みの(口の結ばれた)コン
   ドームを顔の前でキャッチして、立ち上がりつつ
   阿部に投げ返す東堂。
   鼻先にコンドームがぶちあたり、仰け反る阿部。
   鼻で笑う東堂、テーブルの上のハットを手にする
   と、先ほどその下にあったはずのUSBメモリー
   が忽然と消えている。
東堂「はっきりするなら、早いほうがいい。期待してま
   すよ、阿部先生」
   東堂、ハットをかぶると、阿部に背を向け、玄関
   のドアから出て行く。
   相も変わらず健やかな寝息を立てているヨーコを
   よそに、おそるおそる立ち上がる阿部、テーブル
   の傍らまでおぼつかない足取りで歩いていくと、
   ふと見下ろしたテーブルの上の異変に気付き、辺
   りのものをひっくり返して探してはみるものの、
   結局見つからずに呆然と立ちつくす。
 
11 大学・屋外の階段
   数冊のぶ厚い本を抱えた阿部を真ん中に、照岡、
   井原の三人が、長い下り階段へとつづくテラスを
   歩いている。
   そこへ、ステンレス製と思しき大きなフライパン
   を手にした池田が猛然と走ってきて、背後から阿
   部の後頭部を思いっきり殴打する。
   抱えていた本をぶちまけて転倒する阿部。
   とっさに身をかわしつつ、訳もわからずその場に
   立ちつくす照岡と井原。
   池田、肩を上下させながら、
池田「…バラすなよ?」
   池田、身を屈め、額から血を流しつつ呆然として
   いる阿部のむなぐらをつかむと、
池田「ほんとうのことは、おそろしいぞ?」
   と、我に返った照岡と井原が、慌てて池田の両脇
   を抱え、阿部から引き剥がす。
   なにやら大声で喚きつつ仰け反った池田の手から
   すっぽ抜けたフライパンが、けたたましい金属音
   をあげながら階段を滑り落ちていって、止まる。
 
12 操車場(夜)
   額に大きな絆創膏を貼った阿部が、フェンスに囲
   まれた操車場を遠巻きに眺めている。
   フェンスの一角、ちょうど暗がりになっている箇
   所で、何者かの合図なのか、鏡の反射光のような
   光が数度、またたく。
   阿部、顔にあたる光を手でさえぎると、その光源
   の方に歩いていく。
   フェンスのそばまで阿部がやって来ると、キャッ
   プを目深にかぶった男(売人)、暗がりから姿を
   現す。
   阿部、売人が上着のポケットからなにやら取り出
   すのに応じて、尻ポケットの財布から数枚の札を
   抜き取り、差し出す。
   それぞれ差し出された真っ赤な錠剤シートと数枚
   の札を、各々が受け取ろうと手を伸ばした瞬間、
   強烈な懐中電灯の灯りがその手元を照らす。
   さらにいくつもの懐中電灯の灯りが交錯すると同
   時に、阿部と売人に一斉にとびかかる私服の捜査
   員たち。
   取り押さえられる売人を尻目にどうにか団子状態
   から脱け出す阿部、ホイッスルの音がひびく中、
   懐中電灯をふりかざしつつ追いかけてくる数名の
   捜査員を、全力疾走でひきはなしていく。
 
13 大学・研究室
   額に大きな絆創膏を貼った阿部が、窓辺に立って
   そとの景色を眺めている。
   阿部、きびすを返して、部屋の真ん中のテーブル
   のところまで歩いてくると、椅子に腰掛け、その
   まま突っ伏すようにしてテーブルに頬を埋める。
   と、ドアの開閉音もしないまま、ミドリがすっと
   歩いてくると、阿部の隣の椅子に腰掛け、阿部と
   向き合うようにして、テーブルに頬を埋める(以
   下のやり取りは、かすれんばかりの小声で)。
阿部「…俺だって普通がいいよ」
ミドリ「うそ。退屈だって思ってるくせに」
   意地悪く笑うミドリ、ふと、真顔になって、
ミドリ「あなたの意見が必要なの」
阿部「…俺の意見ったって、そんなのよせ集めだもん。
   山ほどあんだもん、もっともらしいことなんて」
ミドリ「みんなそうだよ?」
阿部「…でも、だったら、俺の意見なんていらないじゃ
   ない」
   ミドリ、笑って、
ミドリ「しょうがないじゃない。あなたは気付いちゃっ
   たんだから。それとも知らん顔して生きていける?」
   阿部、じっと考えて、
阿部「…無理だろうな」
ミドリ「ほんとうにかっこいいものを知っちゃったら、
   知らなかったことには出来ないでしょ? それと同じ
   だよ」
   じっとミドリを見つめている阿部。
ミドリ「やるしかないのよ。地獄の釜の蓋は、もう開い
   ちゃったんだから」
阿部「…ねぇ」
ミドリ「何?」
阿部「君は、幸せ?」
   そっとうなずくミドリ、おもむろに喉をならして
   大きく頬をふくらませたかと思うと、微かに開い
   た唇の隙間から、ツルン、とゆで卵を吐きだして
   見せる。
   声を殺して笑う阿部、眼前でゆっくりと回転する
   ゆで卵を、鼻の頭で何度か小突くと、亀のように
   首だけ伸ばして、キスしてみせる。
   微笑むミドリ、
ミドリ「期待してますよ、阿部先生」
   そう言うと、そのままの体勢で横滑りするように
   阿部から遠ざかっていく。
   怪訝な面持ちの阿部、突然、何か思い付いたよう
   に身体を起こすと、ゆで卵に両親指をねじ込んで
   一気に二つに割る。
   黄身の部分に埋もれている、固く折りたたまれた
   紙片を開くと、それは東堂の名刺である。
   阿部、息を呑む。
      ×   ×   ×
   おそるおそるベッドから立ち上がる阿部、その背
   中を、首から上だけをこちらに向けたヨーコが、
   じっと見ている(S10の回想)。
      ×   ×   ×
   阿部と東堂に背を向けて歩いていく照岡と井原、
   数歩いったところでそれとなく顔を見合わせ、立
   ち止まって、こちらを振り返る(S4の回想)。
      ×   ×   ×
   じっと阿部を見つめているミドリの顔が、徐々に
   上目づかいの凶悪な顔に変わる(S2の回想)。
      ×   ×   ×
   目を剥き、口を大きく開けて立ち上がる阿部、ひ
   ん曲がった両の指で、髪の毛を掻きむしる。
 
14 同・研究室(夜)
   阿部、眼を開ける(額に絆創膏は無い)。
   白熱灯のスタンドに照らされて、無造作に広げら
   れた数冊のぶ厚い本に囲まれるようにして、テー
   ブルの上のノートに頬を埋めている阿部を、虫の
   音だけが包んでいる。
   身体を起こす阿部、眼前の本の隙間に空になった
   真っ赤な錠剤シートを見てとると、周囲を見渡し
   ながらそっと手に取り、上着のポケットに忍ばせ
   る。
   その背後では、ドアの下の隙間からもれる廊下の
   灯りを、何者かの影が音もなくさえぎっていく。
   ボリボリと頬をかきながら眼前のノートに視線を
   落とす阿部。
   真っさらなノートの中央に、《ecology》
   の走り書き。
   その字面をじっと眺めている阿部、おむもろに、
   ペンを手にして《logy》の部分を斜線で消す
   と、下段の余白部分に《nomy》と書き足す。
   さらにその字面をじっと眺めている阿部、今度は
   《economy》の《nomy》の部分を斜線
   で消すと、《eco》の《c》の部分に一本、線
   を書き加える。
   ノート上には不格好な《ego》の文字。
   阿部、顔を上げる。
 
15 同・廊下(夜)
   数冊のぶ厚い本と原稿の束を抱えた阿部、研究室
   のドアを開けて出てくると、ポケットから慌てた
   ようすで鍵の束を出し、鍵穴に差し込む。
   と、視線を廊下の奥に向ける阿部。
   ちょうど蛍光灯がきれて暗がりとなった場所に、
   汚れた白衣のすそからスカートとサンダルをはい
   た足が覗いている、その下半身だけが照らされて
   いるといったかっこうで、女がひとり、こちらを
   向いて突っ立っている。
   阿部、息を呑む。
   女、おもむろに、サンダルをはいた足を(一歩前
   に踏み出すかたちで)ゆっくりと持ち上げる。
   阿部、反射的に鍵を回す。
   施錠の音が廊下に響き渡ると同時に、持ち上げた
   足を空中で留める女、そのままゆっくり元に戻す
   と、突然きびすを返し、異様なガニマタでペタペ
   タ音を立てながら、猛然と廊下を走っていく。
   弾かれたように反対側に走り出す阿部、足がもつ
   れて転倒してしまい、抱えていた原稿が一斉に宙
   に舞う。
                        終


主催:シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション実行委員会
(大阪市ゆとりとみどり振興局文化部内)

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